東京都教育委員会は十四日、二〇二二年度入学の都立高校入試から、英語を話す能力を測る独自のスピーキングテストを導入することを明らかにした。現在の小学六年生から対象になる。文部科学省によると、一般入試で全生徒を対象にスピーキングテストを実施している都道府県はないとみられる。
受験生はヘッドホンとマイクを使い、タブレット端末に解答を録音する。テストは中学三年時の十一月末~十二月上旬の休日に、一人一回限りで実施。会場は大学など外部施設を利用する。約八万人がテストを受ける見通しだ。

英語力を高めるためには必要な措置

スピーキングテストを導入することに対して、その導入の目的に対して反対する人はいないであろう。

英語というのが「コミュニケーションのツール」であることから、そのもっとも利用頻度が高いリスニングであるとかスピーキング能力を重視することは自然であるからだ。

しかしながら、入試で用いるとなるとリスニングはともかくスピーキングとなるとたちまち問題が噴出する。

採点をだれがどのような基準で採点するかなどが難しいからだ。



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東京都では「試験問題の作成から会場の運営、採点まで、主に資格・検定試験の民間団体が担う」とのことですので肝心なところは丸投げしているようだが、、、

スピーキングが1点刻みの入試との相性がよくないのは間違いない。

「塾で特別な準備をしなくても、授業をきちんと受ければ良い点数が取れる試験にしたい」

という説明から推察して、ある程度の英語力があればほぼ満点が取れるようなテストになるのだろうか?

 

でも、教えていないよね?

とはいうものの、じゃあ学校でスピーキングを教えているのか?という本質的な問いに自信を持って首を縦に振ることが出来る英語関係者はいないのではないかとも思う。

ここでも敢えて好意的に解釈するなら、「コミュニケーションのツール」として絶対に必要なスピーキング能力への取り組みを学校現場で積極的に取り扱わないので、入試に採用することでスピーキングに無理やり注目させようとさせているのでは?ということである。

であるならば、運用上の多少の混乱はあったとしても賛成という立場である。

口頭英語による基本的コミュニケーションを可能にするのが、公教育の目的であると思うからだ。

今後、他都道府県にもこの動きは必然的に広がっていくだろう。

 

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