まず、この記事を作成するにあたり敬愛する中島聡さんの考えを参考にさせていただいております。

 

中島聡

ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。 NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

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大人になってからでは遅すぎる

勿論、例外はたくさんあります。しかしながら、通常のキャリアパスをしていてはいばらの道になるのであるならば最適の道を示すことが出来るのであれば示してあげるのも親の責任であると思います。

 

日本のIT業界は、、、

正社員が仕様書を書き、(ちゃんとしたコンピューター・サイエンスを勉強していない)子会社や派遣社員の人がプログラミングをするというゼネコンスタイルそのものにありますが、そんな構造が出来てしまう根本の原因は、人月工数の受注型のビジネスモデルにあります。

人をたくさん投入して手間暇をかけた方が儲かる、仕事量は減ったり増えたりする、という状況では、人件費の高い優秀なエンジニアを正社員で抱えるのではなく、必要に応じて増減が自由にできる子会社のエンジニアや派遣社員を使った方が良いのです。

なので、大学でコンピューター・サイエンスを勉強した人たちが、こんな業界で働きたがらない当然で、人材が不足し、ますますコンピューター・サイエンスとは程遠いところにいる人たちを、「なんちゃって派遣プログラマ」として雇い入れて過酷な環境で働かせているのがこの業界です。

おっしゃるように、そんな人たちの中には過酷な労働環境の中でも何とか学習を続けてキャリアアップに成功する人もいるでしょうが、労働環境の悪さはビジネスモデルから来ているので、とても稀であり、そんな方法では人材の育成は出来ないと私は思います。

ということで、日本でエンジニアが育たない理由を構造的な問題であると指摘されています。

構造的な問題であるということは、個人の能力ではいかんともしがたいわけですね。

勿論、下請け制度や終身雇用を含めてのそのような日本的経営が強みであった時代があったことも事実です。

しかしながら、時代は大きく変わっています。

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海外の大学へいくべき

日本で一般的な「受験勉強をして大学に入る」というルートは、とてももったいないと思います。さらに付け加えれば、日本の大学を卒業して旧来型の日本の企業(ITゼネコンなど)に就職するのも、ソフトウェア・エンジニアとしてのキャリアには適していないので、まずはその二つを覚えておいてください。



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日本で就職するのであれば、ウェブ系、ゲーム会社、もしくは外資系のソフトウェア会社が良いと思いますが、世界規模で活躍することを考えれば、やはり米国の大学でコンピュータ・サイエンスの学士号(可能であれば修士号)を取り、最初は米国のソフトウェア会社に就職するのが良いと思います(ちゃんと卒業していれば、ビザの取得は十分可能です)。

米国の大学に入る方法は色々とありますが、私の知り合いは、お子さんを高校からカナダのボーディング・スクール(全寮制の学校)に入れ、今は米国の大学に通わせている人がいます。とてもお金がかかりますが、一番確実な方法ではあります。

日本の高校の時に、あえて日本の受験システムを無視して米国の大学狙いで勉強するというのもあるでしょうが、普通の高校だと結構難しいと思います。早稲田や慶応の付属高校であれば、のびのびとした環境なので、そこからあえて米国の大学を狙うというのも悪くないと思います。最近だとドワンゴのN高等学校という選択肢もあるようなので調べてみると良いと思います。

また、あまり知られていないようですが、日本の高専はとても良い教育システムだと思います。高専で、機械工学とソフトウェアの両方を勉強した上で、英語をしっかりと勉強し、高専から米国の大学を狙うというのも悪くないと思います。

という風に話されています。

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高専については、「普通科教育」の見直しの中でさらに評価は高まるでしょう。

普通のご家庭で、海外の高校というのがハードルが高いのであれば、地元の高専を選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか?

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