問題1:大人一人と子供二人が、手漕ぎの船で対岸まで渡ろうとしています。船は小さく、子供であれば二人乗ることができますが、大人が一人乗るとそれで一杯になってしまいます。船は一つしかなく、大人も子供も船が漕げるとした場合、どうやれば全員で対岸に渡ることが出来るでしょう?

問題2:宣教師が3人と人喰い人種3人が、二人乗りの手漕ぎの船で対岸まで渡ろうとしています。人食い人種は宣教師が自分たちと同じ人数かそれ以上いる時には大人しいのですが、自分たちの方が人数が多くなると、宣教師を食べてしまいます。宣教師が食べられないように、対岸に渡るにはどうしたら良いでしょう?

問題3:猟師が狐と山羊とキャベツと一緒に、船で対岸まで渡ろうとしています。しかし船が小さいため、猟師と一緒に船に乗せることが出来るのは、どれか一つだけです。狐は猟師が見ていないと山羊を食べてしまい、ヤギは猟師が見ていないとキャベツを食べてしまいます。山羊やキャベツが食べられないように対岸に渡るには、どうしたら良いでしょう?

問題4:4人の人が真夜中に川にかかった吊り橋を渡ろうとしています。吊り橋に同時に乗ることが出来るのは最大二人です。それぞれの人の足の速さは大きく異なり、その橋を渡るにはそれぞれ1分、2分、5分、10分が必要です。真っ暗なため、懐中電灯が必要ですが、一つしかないため、二人で渡る際には手を繋いで、遅い人に合わせたスピードで渡る必要があります。懐中電灯の電池が17分しか残っていない場合、どうやったら全員で対岸に渡ることが出来るでしょう?

しばらく考えてみてください。

東大卒の社員に解かせてみたところ 問題1 瞬殺 問題2 5分 問題3 15分 問題4 30分

解答までにかかりました。こういう問題は勉強ができる人は割と解ける問題かもしれません。



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中島さんの回答は以下の通りです。

問題1の回答

様々なアプローチがありますが、一番最後にはどうなるかを考えて逆算するのが、このケースでは一番簡単です。最後に大人一人だけ、もしくは、子供一人だけが渡ることは考えられないので(誰かが船で戻る必要があります)、最後は必ず、子供二人が渡ることが分かります。そして、その前のステップでは、対岸に大人一人と子供一人がいて、子供一人が船でもう一人を迎えに行くことも自明です。

その前のステップも、子供一人が対岸にいるところに、大人一人が向かうことも自明です(そうでなければ、次のステップが無駄になります)。つまり、対岸に子供が一人だけいる状況をなんとか作れば良いのです。

そんな状態を作るには、最初に子供二人が対岸に向かい、一人がこちら側に戻って来れば良いことが分かります。つまり、手順を図にすると、以下のようになります(赤が大人、青が子供、左岸から右岸に渡り、縦軸は手順です)。

River1

問題2と3は、基本的には上の問題の応用なので答えだけを書いておきます。

問題2の回答

赤い丸が宣教師、青い丸が人喰い人種です。

River2

問題3の回答

人=猟師、羊=山羊、菜=キャベツを表しています。

River3

問題4の回答

以下の手順で17分で吊り橋を渡ることが可能です。足の遅い二人を同時に渡らせることが必要なことに気がつけば、後は簡単です。

River4

ホリエモンさんも愛読している中島聡さんのメルマガからの引用となっています。深堀情報に加えてこのような頭の体操があるので本当におもしろいです。ぜひ、登録してみたらどうでしょうか?

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