多動力
多動力の定義
マルチタスクのように複数の興味があることに並行して取り組み、業界の壁を軽やかに飛び越える「越境者」が求められる。越境者に必要なのは、次から次に好きなことをハシゴしまくること。
元リクルートの藤原和博氏は「レアカードになる方法」を提唱している。一つのことに1万時間、つまり1日6時間として5年間取り組めば「100人に1人」の人材になれるという。ここで別の分野に1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算で、1万人に1人という貴重な人材になれる。
これ自体に反論することはない。
しかし、100人に一人これが果たして普通の人にできるだろうか?
かつ、それを3つも身に着けることが出来るだろうか。
残念ながらできない。どんなに時間をかけてもスペックの高い人に簡単に抜かれてしまうのが現実だ。
例えば、私はミスチルの歌が好きだ。
何度も何度も練習した。そして、何とか80点出せるようになった。
ところが友人は初見で90点を出してしまう。そんなものだ。
まあこれは遊びだから笑える。
しかし残念だがこれは仕事でも普通にある。
何年もやってる社員が一年目の社員に軽々と抜かれてしまうのだ。
プロ野球の世界を見てもわかるだろう。
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あなたが100人に一人に簡単になることが出来るのなら、「おめでとう」あなたはスペックが高い側の人間です。
ぜひ、次々と興味があることに手を出して100×100×100を目指すのもよいでしょう。
しかし、もしそうでないなら
50点を三つ並べても意味がないことに気づくことだ。
そして冷静になってみると多動力を推奨している人は、必ず本業で120点の成果を出していませんか?
堀江さんもそうです。キングコング西野さんもそうなのだ。
もしもスペックが高くないと自覚したのなら、
どこで勝負するかを、、つまりどこでなら80点取れるかをしっかりと考えるべきだ。
それは決して時分の好きなことではないかもしれない。
嫌いではないというレベルのことかもしれない。
それでもいいではないか?
「正しい場所」で「正しい方向」に「十分になされた努力」は報われる
林修先生の言葉だが、本当に名言だと思う。
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