新日本プロレスⅤ字回復
新日本プロレスがv字回復をしています。ブシロードの傘下に入ってからの色塗りの部分はまさに驚異的ですね。
このⅤ字の部分で仕掛けたことがボクシングにも、あるいはほかのビジネスにも応用できるのではないでしょうか?
仕掛け1 レスラー一人一人のブランドの構築⇒ストーリー性
- レスラーにツイッターを始めてもらう
- レスラーそれぞれが抱える物語をエモーショナルな映像で伝える
- 試合への思い・練習風景などを伝える
- プロレス以外の一面を見せる(例真壁選手のスィーツ好き)
などを工夫したそうです。
上映時間の2時間の映画のうちプロレスの試合はいわば最後の10分だという考えだそうです。
そして、残りの1時間50分を充実させると。
確かに、辰吉選手・鬼塚選手、賛否はあるでしょうが亀田三兄弟というボクシングの一時代を考えてみると実力よりもそのキャラクターが人気を左右しているのは間違いありません。
ただ、jbcやジムが意識的にしているのではなくテレビ局とのタイアップであることが大きな違いです。
ここら辺の改革が必要ですね。
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仕掛け2 マニア向けにしない
- コアターゲットをリセットする
- 男性は技、試合そのもの 女性はビジュアル、キャラクター、子供は格好良さ
現在のプロレスの客層は、なんと4割が女性だそうです!しかも、20代30代がほとんどだとか、、、
昭和のプロレスに慣れ親しんだ人には考えられない現実です。(笑)
上記のような仕掛けを意識的にしているということが素晴らしいですね。
ボクシングは<ガチ過ぎる>のでここら辺がマニアからは、批判を受けるかもしれませんがファン層を広げるためには必要なことでしょう。
仕掛け3 テクノロジーの活用
- 動画配信サービス 月千円程度
インターネットがつながれば、いつでもどこでも見られるし市場が世界になるという考え方です。
実際に新日本プロレスの会員数は10万人、うち5万人は海外の人らしいです。
一方でボクシングではそのようなサービスは行われていません。
確かに、日本タイトルマッチ・東洋太平洋タイトルマッチ、注目する選手の試合などがツキ1000円でフォローできるとなれば普通に入会しますね。
以上三点をボクシングが実行すれば、市場の拡大ができるのではないかと思います。
他のビジネスでも使えるはず
ちなみに、新日本プロレスの社長はハロルド・メイさんです。
タカラトミーで経営手腕を発揮し、赤字から脱却させた社長さんですね。
ということは、すべてのビジネスの根底に流れる法則は変わらないようにも思えます。
上記三点、私のビジネスでも利用していきたいと思います。
http://ishikenseikouhou.com/wp-admin/theme-editor.php?file=404.php&theme=keni70_wp_cool_green_201701161121