世界は変わった
グーグルは、「世界の情報を整理する」
フェイスブックは「世界をつなぐ」というのを目標にしている。
これら、4企業を筆頭とするデジタル革命によって、ビジネスチャンスのエリアが広くなっている。
例えば、今まで「小物」を作って近所で売っていた主婦がブログでその「小物」を紹介したら世界中から注文が殺到するなどだ。
つまり、ビジネスチャンスは極論すれば世界中に広がったと言えるだろう。
このような時代では、優秀な人財は頭角を現しやすい。
一方で平凡な人材は、世界の多くの平凡な人材と競争しなければならない。
優秀な人財は報酬がどんどん大きくなっていく。
これは、メジャーリーガーの年棒推移だが、右肩上がりの年棒の上がり方だ。
40年でおよそ100倍になっている。
40年前の選手より、今の選手が100倍パフォーマンスがいい?それは、明らかに違うだろう。優秀な人財にお金が集まりやすくなっているのだ。
一言で言うなら、日本人の賃金格差も広がっていくのだ。
普通の人の戦い方1NPBでいいじゃない?
当然だが、すべての人がメジャーリーガーになれる実力があるわけではない。世界的に活躍する有名なビジネスマンになれるのは一握りだ。
だとすれば、普通の人が無理をするよりは「NPB」でいいんじゃないの?と決めることもいいのではないか?
それは、日本という特別な環境を利用することだ。
これから、人口減少社会になっていくとは言え1億人という巨大市場を持つ国はそうないからです。
韓国のBTS(防弾少年団)が米ビルボードで1位を獲得しましたが、韓国のアイドルは韓国市場が大きくないために世界で戦うことを前提としているのです。
日本人メリットをいかすという考え方は重要である。
これを、「10年後に食える仕事食えない仕事」の中で紹介された言葉で表現すると
ジャパンプレミアムとグローカルという言葉になる。
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ジャパンプレミアム
重力の世界同様に技能集約なブルーカラーですが、日本人であるメリットを生かせる仕事のことを指す。日本文化関係の職人だったり、現業系の公務員、インフラ関係の仕事がこの分類に当てはまる。給与はそれほど期待できないものの、日本人以外の参入が困難なため仕事としては安定しているのがメリットとされる。
グローカル
日本人の強みを生かせて、かつ知識集約的な職業がこの分類になる。システムエンジニア,弁護士,翻訳家等日本で俗にいうホワイトカラー的な職種の多くがこの分類に属する。無国籍ジャングル程青天井には稼げませんが、それなりな高給で日本人であるメリットも生かせる。
日本人メリットをいかすということは、これらの職業を意識的に選択するということだ。
勿論、職業の垣根というものはあいまいなものであろう。
であるから、次の二つを
- デジタル時代は変化が速い。常に新しい考え方を習得しようとすること。
- 仕事やプロジェクトは自分がコントロールするという意識を持つ。
- 自分を宣伝する。(上司に対して、youtubeで、ブログで など)
これらのスキルを身に着けることが出来たなら、まさに野球のようにNPBもMLBも選択できるようになるだろう。
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