お金の物語を変える

資源制約期の現在、お金の物語を変えないといけないという壮大な計画を立てている。

現在が、「資源制約期」であるかどうかには様々な意見があるがとりあえずこの前提を受け入れて本を読むと面白い。

筆者もおそらくは、「サピエンス全史」(★5つ)という本に影響を与えられていると思われる。

ホリエモンにも影響を与えているこの本は、自分を見直す良い機会であるので一読しておくべきであろう。

すでに、お金は国家が発行するものであるという「ものがたり」は仮想通貨の普及により崩れかけている。

筆者は次のように説明する。

世界は「現実」と「ものがたり」で構成されている。「現実」とは、物理的なルールに従って存在しているものを指す。たとえば、生命や食糧、エネルギーといったものは、物理的にこの世に存在しており、それらが存在するうえでのルールを、人間が変えられない。

一方、「ものがたり」とは、時代ごとに当たり前とされるもの、いわば「常識」を指す。お金もまた、価値交換の仕組みという「ものがたり」の1つである。「そうしたほうが都合がよい」という理由で人間が作り出し、受容しているものにすぎない。よって、思考によって自由に変更できる。

分配できる総量が頭打ちになった

分配できる総量が増えているときは、自由競争で問題はない。分配できる総量が増えているから、1割の人が9割を所有してもよい。

しかし、分配できる総量が限りある時は、社会が不安定になるという主張だ。

そして、金融を新たな形でつくりあげようという。

それが、収益分配型モバイルバンクだ。

そこには、融資を受けた側が圧倒的に不利になることがない。

また、預金者への金利の約束もしない。

電子マネーを使って決済する際の手数料を有効に使おうというのだ。

新たな金融はいつか完成すると思う

この本を読んで、新たな金融が今後完成していくと実感した。

何よりも、著者が自身の原体験を語り、世界を変えたいという思いが伝わってくる良書。

起業を目指す人にも影響を与える本。

 

 

 

http://ishikenseikouhou.com/wp-admin/theme-editor.php?file=404.php&theme=keni70_wp_cool_green_201701161121