ボクシングのWBAスーパー&WBC統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と元WBC同級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)が、9月15日に再戦することで合意したことが分かった。カネロのプロモーター、元6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ氏が13日、ツイッターで明らかにした。詳細は明らかになっておらず、会場も確定していない。
交渉が難航したのはファイトマネーの配分のよう
カネロ陣営は新たにファイトマネーの配分をカネロ57・5%、ゴロフキン42・5%とする条件を出し、13日を最終交渉期限に設定。ゴロフキン陣営は55:45を主張
これで決裂したわけですが、結局試合が決定したということは、ほぼ55-45のファイトマネーで決まったということでしょう。
しかし、IBFをはく奪されたと言え実質的に3団体を保持していたゴロフキンのほうが低いのですね。
勿論、ボクシングは興行的な意味が強く「人気」と「マネー」が結び付くのは決して悪いことではないです。
それは、リゴンドーの扱いを見ても明らかです。
その一方で人気優先になりすぎても、タイトル軽視になりすぎてしまうのでそのバランスは難しいですね。
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オッズは?
試合がカネロの薬物問題で流れたのですが、その直前までのオッズは「ゴロフキン」有利でした。
そのオッズは 1.5:2.5となっています。
これはおそらく前回の試合内容がそのまま影響していると推測できます。
前回の試合、私の採点ではゴロフキンの中差判定でした。
多くのファンがその判定に疑問を持っていた!ということでしょう。
開催場所は?
現時点でははっきりしないもののラスベガスが有力のようです。
ラスベガスでの試合では「ラスベガス判定」と揶揄される判定も多くみられるようです。
では、ラスベガス判定が起こる理由は何か?というと、
「ジャブ重視」「試合のペース重視」で行われる判定ということになります。
前回の試合でも手数では カネロだったという声もあり。クリーンヒットを重視する日本の判定から
考えると意外な判定となった原因ですね。
前回の試合でその洗礼を浴びたゴロフキンがどの程度 ノックアウトを狙ってくるかが勝敗の分かれ目になりそうですね。
ゴロフキンのKOかカネロの判定勝ちか?
カネロはより早く動きジャブを増やし、ゴロフキンはKOパンチを狙う。
このような構図が第一戦よりも明確になると思われます。
ゴロフキンのボディショットが前半どれだけカネロを捉えることが出来るか?がポイントになるでしょう。
ゴロフキンは決して相手のパンチをもらわないタイプではない。ここもポイントです。
このように冷静に考えるとオッズはゴロフキン有利ですが、そうでもないように思えますね。
村田選手との絡みが期待できるゴロフキンの勝利を祈っています!!
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