統計学的に分かった事実を活用しよう

TIMSSでは、教員の専攻について「生物学」「物理学」「化学」「地学」「理科教育」「数学」「数学教育」「教育学」「その他」を挙げ、当てはまるものをすべて選んでもらっています。すると、「非自然科学専攻」の教員よりも、「自然科学&理科教育専攻」や「自然科学&非理科教育専攻」の教員のほうが、TIMSSの理科で、生徒の得点が明らかに高くなることが統計的に確認されたといいます。特に低学力層の生徒で、その傾向が強く表れたというのですから、無視できません。
ただ、自然科学を専攻したといっても、難しいことを詳しく知っているからというわけではなさそうです。分析では、自然科学を専攻した教員は、そうでない教員に比べて、「生徒が理科で学んだことを日常生活に結びつける指導」を半数以上の授業で実施している割合が高いことがわかりました。つまり、学んだ知識を丸覚えさせたり、ただ丁寧に説明したりするのではなく、日常生活との関連で、知識が役に立ち、応用されているのかまで教えているからこそ、生徒の理解を深め、知識を定着させ、成績もアップさせている……というわけです。(ベネッセ教育情報サイト)

どれだけ日常生活の中から子供の興味を引き出すか?

学校の先生ですらそうなのですから、もっと接触機会が多い親がそうであるならどうでしょう?

当然、子供の成績に影響を与えることは間違いありません。

そういう風に考えると、マスコミがそく「子供の学力」と「年収」の相関性を喧伝しますが、これは因果関係ではない可能性が高いと思います。

この研究結果のように、「日常生活との関連で、知識が役に立ち、応用されているのかまでいかに日常で語るか」のほうが子供の成績と因果関係にあることは間違いないでしょう。

 

 

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