村田完勝!
完璧な勝利だったと言えそうですね。
私の採点では、
1ラウンドこそ 9-10でエンダムだったが
2ラウンドから は村田がフルマークでした。
KOの予感がし始めた7ラウンド終了後にエンダムが棄権しました。
公式ジャッジも
69-64 70-63 68-65で
村田がリードしてたようです。
試合前のオッズでも、村田が圧倒的に有利でした。
ミドル級は竹原選手以来の戴冠!
金メダリストのベルト奪取は初めて(日本で)!!
本当に最高の試合をありがとう!
前回の逆であえてエンダム勝利を予想するというゲン担ぎもよかったのかも?
気は早いですが、、、
村田選手が試合後のインタビューであげていたゴロフキンとの対決も現実味を帯びてきましたね。
ベルトをもつということは、そういうことです。
サンダースと統一戦をして勝利をしたうえで、ゴロフキンと戦うようになれば!
夢は膨らむばかりです。
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繰り返しますが、試合前のオッズに注目です。
- 王者 アッサン・エンダム 4.5倍
- 挑戦者 村田諒太 1.16倍
と村田の圧倒的有利予想でした。
これは、明らかに村田がミドル級のトップに認められたということですね。
サンダースには勝てる
実は当初の村田のターゲットがサンダースであったことは有名です。
当然、勝算あり!とみていたわけです。
今日の試合を見ても、サンダースには有利に戦えそうな気がします。
さらにゴロフキンとも、かみ合う展開になるのは間違いありません。
カネロでさえゴロフキンのプレッシャーにはおされました。
村田とゴロフキンが対峙して、どちらがさがるのか????
本当に見てみたいビッグマッチですよね。
一方でカネロとは、相性が悪いように思えます。
村田コメント
「今回の試合のTシャツ買ってくれた方もいるかと思うんですけど、メイクディスアワーズです。みんなで作った勝利です。泣いてません。デビューした年の12月、両国で試合したときに全然良くない試合で、僕なんて全然チャンピオンになれないと見捨てられるかと思ったら、こうやってみなさん来てくれて、感謝しています」
「この試合を作ってくれた帝拳ジム、本田会長、みんなあんまり好きじゃないかもしれないけど電通のみなさん。また、あんまり好きじゃないかもしれないけどフジテレビのみなさん。感謝してます」と話し、エンダムについては「やはり友人です。初めてできた友人だと彼も言ってくれてましたし、ぼくもそう思います。高校時代の恩師が『ボクシングで試合に勝つというのは、相手を踏みにじってその上に立つということだ』と言っていた。彼の分の責任も背負ってこれからも戦いたい」
エンダムコメント
エンダムのコメント
「私はまだ続けたかったが、あれ以上無駄にパンチを受ける必要はないとチームが判断した」
「村田は前回より圧力があり手数も多かった。おめでとうと言いたい」
「長く防衛してもらい、3度目の対戦ができたらいい」
村田が強いのか?エンダムが弱過ぎるのか?まるで、エンダムの噛ませ犬みたいなファイトに虚しくなったが。井上でも勝てるレヴェルの相手だった様な(笑)。
そんな中、村田のコメントが洒落てたのが唯一の救い。ラウンドガールもラスベガスよりもずっと可愛かった。ボムアラムも懐かしかったな。
ハグラーを見てきた世代からすると嘆きたくなる試合だが、層が厚いとされる筈のミドル級で、どれ程の強豪がいるかは全くの疑問。でも村田選手には出来るだけ長く防衛して欲しいですね。
でも、今日の様な試合を見ると、ボクサーって、ゴロフキンて強いのかな?って勘繰ってしまう。たけしが言ってた様に、一昔前のボクシングとは、勝者は両手を挙げ、歓喜に酔いしれ、敗者はボロボロに打ち砕かれ、リング上に這いつくばる。それがキングオブスポーツのエンターテイメントだった様な気もする。愚痴ばかりでスンマセン(笑)。
コメントありがとうございます。アベマTV企画のジョーが素人相手に無双していたのが、プロの4回戦にぼこられたように。
あるいは、キックで無双していた那須川がボクシングアマ出身の藤田と打撃でそこそこいい勝負をしたように。
結局強いか弱いかは、相手によるのでだと実感します。
果たしてエンダムはどうなのか?といえば世界のそれでも3番手グループに入っているわけで完勝したことは意味があると思っています。
ところではぐらー世代ということは、、、像が飛んださんも私と同じくらいの世代なのでしょうか?
世代としては同じか少し上でしょう(笑)。厳密に言えば、デュラン最強世代。ボクシング好きの兄の影響を強く受けてたから、子供にしちゃ相当にマセた拳闘フェチだった。その兄ともよく拳を合わせたもので、年に300R弱はこなした程です(笑)。
プロも考えましたし、誘いもあったんですが、あの当時のボクシングって、今と違いかなり険悪な、怪しい職業だったし。でも、今から思うとボクシングやってたら、もっとマトモな充実した人生が送れたかなって(笑)。少なくともエンダムには勝てたかな(笑)。でも、延々と殴り合った経験から言うと、本当に強い奴って嗅覚でわかる。極々少数派の意見だと思うが、エンダムは弱過ぎた。
一方、竹原がミドル級の王者になった時も、相手の力量に疑問が湧いた。身体はダブつき明らかに調整不足。でも竹原は強かったと思う。初防衛のジョッピー戦は、結果以上に僅差だった。セコンドの指示通り、ガードを固め、ボディを攻めてたら、ジョッピーは確実に倒れてた。ドンキングが惚れ込んでただけの強さはあった筈。あの時は、レナードとハーンズに前座の試合を打診したとも噂されてる。強者は強者を惹きつけるのか。
『ハンズオブストーン』(2016)というRデュランのドキュメント映画を英語字幕で見たんですが、作品の出来はともかく、実に懐かしかった。あの頃って、スラム街の喧嘩そのまま。流石に、デュラン少年が馬を殴り倒したっていう、隠れ伝説は紹介されなかったが。このパナマの悪ガキは悪童タイソンより強かったろう。
その勢いで、デュランvsバークレーを見ましたが、昨今のボクシングが少し幼く見える。強さの次元とか、殴り合いの定義が違うのか。勿論、スラムの王しかベルトを巻けなかった時代だから当然ではあろうけど。
それでも、ロートルの哀れな拳闘フェチは期待するんですよ。黄金世代の復活を、藁にもすがる気持ちで。そして、決まった様に裏切られる。でも、興行的には儲かるからタチが悪い。今やアイドルがチャンプになり、フライ級がSウェルターに勝つ世代。それでもボクシングには変わりない。喜ばしい事か憐れむ事か。
全くこの歳になると、長々と愚痴っぽくなる。ま、ロートルの戯言だと聞き流して下さい(笑)。そういう訳で昔のボクシングに関しては、多少は詳しいかと。
まさか、ボクシング経験がおありの方だとは、、、
私自身は合気道をやっていました。黒帯です。
年齢のヒントとしては、、、具志堅さんが陥落したとき、私は小学生でした(笑)
今ほど、海外の試合が見られる環境ではなかったのですが、それでもデュラン、レナード、ハーンズなんかは
みましたね。時代が経って、競技性はあがってくるにしたがって殴り合いの定義が変わってきたのかもしれません。
記憶はあいまいですが、ボクシング禁止論もあったような、、