センターなに取ったらいいっすか?

生徒さんから繰り返される質問だ。このような質問には基本的に、

「一番興味のある科目。勉強が続けられる科目を選ぶこと。」

とアドバイスをしている。ただしね、、、、と付け加えるのが本日話す項目である。

そうはいっても何が有利な可能性が高いのか?

受験は1点が大事!!普段口ずっぱくいっているセリフである。同じレベルの受験生が集う試験では、1点差で合否が決することもままあることだからだ。

下の票は、過去6年間の主要社会科目の平均点の一覧だ。

6年間得点推移と平均
世界史B 日本史B 地理B 倫理/政治・経済
2017 65.4 59.3 62.3 66.6
2016 67.3 65.6 60.1 60.5
2015 65.6 62 58.6 59.6
2014 68.4 66.3 69.7 67.3
2013 62.4 62.1 61.9 60.7
2012 60.9 67.9 62.2 67.1
6年間平均 65 63.9 62.5 63.6

このデータだけを見ると確かに大きな差はなさそうに見える。1点にこだわるなら、ほんの少し世界史有利だろう。

しかし、これだけでは不十分だ。

標準偏差のデータ

続いて標準偏差のデータを上げてみる

6年間標準偏差推移と平均
世界史B 日本史B 地理B 倫理/政治・経済
2017 21.17 18.88 16.48 18.72
2016 20.3 19.2 14.11 15.71
2015 22.67 18.16 15.22 14.82
2014 19.75 19.31 14.54 14.85
2013 21.89 19.48 13.91 15.14
2012 20.28 18.48 14.4 15.82
6年間平均 21.01 18.9 14.8 15.8

標準偏差とは、簡単に言うと得点のばらつきの事だ。数ⅠAを履修している人は理解できるだろう。



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世界史の得点のばらつきが最も大きく

地理Bの得点のばらつきが最も小さい

というのがみてとれる。平均点の差よりも大きいことがみてとれる。

さらに砕いていうと、「世界史取る人は100点もいるけど20点もいるよ!」だ。

ちなみに、紙面の都合上6年分のデータとしているが、サンプルを増やして12年分としても同じ結果だ。

100点取った時の偏差値は?

標準偏差を履修していない人にはわかりにくいだろうから、さらにみんなに馴染みのある偏差値で話をしてみる。

偏差値67!と偏差値75!!!!とどちらがすごいと思うだろうか??

当然偏差値75である!!

それを踏まえたうえで下のデータを見てほしい。

世界史100点の時の偏差値 67(平均点最も高い/標準偏差最も大きい)

日本史100点の時の偏差値 69

地理100点の時の偏差値 75(平均点が最も低い/標準偏差最も小さい)

倫理/政経100点の時の偏差値 73

世界史で100点取ってもすごくないが地理で100点をとったらすごいのだ。

つまり、世界史は高得点が取りやすい科目と言ってもいいだろう。逆に地理は高得点を狙うのが難しい科目だと言える。

一方で平均点あたりを取れる確率が高いのは、地理>倫理/政経>日本史>世界史となる。

母集団について考える

次に母集団について考えてみる。

世界史B受験者数87,564人

日本史B受験者数167,514人

地理B受験者数150,723人

倫理/政経受験者数50,486人

これが、2017年の受験者数だ。地理を選択している割合として多いのは理系の人間。倫理/政経を選択しているのは比較的上位大学の学生であるということは考慮が必要だ。

1科目選択時

以上の事を考慮して

高得点を狙うなら、世界史あるいは日本史を選ぶべき。(世界史の方が有利)

平均点狙いなら、地理あるいは倫理/政経を選ぶべきとなる。

世界史は標準偏差が大きいので爆死する生徒も多い。向いてないと思えばそうそうに方向転換すべき。

という分析結果が得られる。

2科目選択時

2科目を選択する場合は、2つの科目に重なり合いが多いとよいのは理解できよう。

そう考えると、世界史と地理の組み合わせが最も良いと考える。

こちらにいろいろな受験情報がある。のぞいてみると参考になることもあると思う。

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