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教科書暗記+例文暗記+教科書準拠の問題集
英語の定期スト対策と言えば、「教科書暗記」+「例文暗記」+「教科書準拠の問題集」というのが王道でした。「でした」と過去形で書いたのは、今回の中間テスト(2017年5月)で複数の中学校で大きな変化が見られたからです。
英語改革が本決まり
平成32年4月から英語が教科にかわります。現在 5・6 年生で週 1 時間,年間 35 時間おこなわれている外国語活動は,3・4 年生におりてきます。そし て 5・6 年生では新たに外国語が教科となります。配当時間は年間 70 時間。週 2 時間の計算です。
今までのような、レクリエーション英語は小3-4に移行し、
具体的には、今の中1で習う内容の多くが小学生に移行するようです。
その影響で、中学で習う内容も繰り上げされることになり、今まで高校で習っていた内容が中3に流れ込んできます。
文科省の目標としては、
中学3年生の英語レベルを、 現在の英検3級から英検準2級に
高校3年生の英語レベルを、 現在の英検2級から英検準1級にすることを目指しています。
それにともない意識が高い教師は定期テストの問題を変えてきているものと推測されます。
変化の特徴
- 単語力が求められる
- 習っていない長文が出る
- 結果 初見の問題での対応力が求められる
- 結果 単純暗記だけでは対応できない
変化の特徴の1番目として、単語力が求められる=習っていない単語も出題されます。
また、習っていない単語が含まれている長文も出題されています。
結果的に初見の問題での対応力が求められ、従来の単純暗記で高得点をとることは難しくなってきます。
平均点の変化
ドラスティックな問題の変化が起こったのは地元の公立中学校 5校中2校です。
その中学校では、平均点が大幅に低下するという結果になっています。
平均点 50点台→20点台、、、、、
となっています。この結果にはおそらく出題した先生方も衝撃を受けたと思います。
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定期テスト対策を変えなければいけない
最終的な出口が中学校3年生時の英検準2級取得になっている以上、多少の揺り戻しがあったとしても方向性として「英検を意識」せざるを得ません。
したがって、勉強する側も対応していかなければなりませんね。
- 準拠ワークに加えてウィニングやウィニングプラス(塾用教材)などの1冊を加えて日ごろの学習をすること
- 英検4級・英検3級など適切な時期に取っていくということ
*塾用教材以外でよい教材はみつかりませんでした。(高校教材の充実度に比べて中学教材はまだまだですね)
以上の事がそのまま定期テスト対策になっていくことになるでしょう。
今まで仮に教科書暗記や教科書準拠問題集を繰り返し説くことにに労力を使っていた生徒さんは、勉強の時間配分を上記のように変更してみてくださいね。
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