人間は「駆逐」された
AIが仕事を奪うということを聞いたことがある人が多いでしょう。
例えば、以下の仕事が例として挙げられていました。
・銀行の融資担当者・スポーツ審判・不動産ブローカー・レストラン案内係・保険の審査担当者・動物のブリーダー
・電話オペレーター・給与、福利厚生担当者・レジ係・娯楽施設の案内係・チケットもぎり係・カジノディーラー
・ネイリスト・クレジットカード申込者の承認、調査を行う作業員・集金人・弁護士助手・ホテルの受付係
・仕立屋・時計修理工
一つの例として、富国生命が保険査定担当者をAIに置き換え、30%の人員を削減しています。
ゴールドマンサックスでトレーダーが600人→2人に!!
おどろきだったのはこの発表です!
「金融は数学とAIの時代になった。今まさにビジネスモデルを転換しようとしている。2000年に600人いたわが社の株式トレーダーは、現在2人だ!!代わりはAIを使う自動株式売買プログラムだ!!」
こうゴールドマンサックスのCEO(最高経営責任者)が発言すると、会場は静まり返ったそうです。
今までも金融業界では、銀行の窓口業務がAIにとって代わられる、
インターネットバンキングの普及などテクノロジーが人間の仕事を奪ってきました。
一方でトレーディングは、【投資判断】が高度な判断力が求められるために、高い知性がある人間がしばらくは担うものだと考えられていました。
しかし、それは間違っていたということです。
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現在、ゴールドマンサックスでは、「いかに有用な情報をAIに学習させるか」を判断する一部の超優秀な人材が求められているそうです。
数人の天才がいれば業界を支配できる!!これが金融業界の新しい常識です。
わずか17年で600人が2人になった衝撃、、、はあまりに大きいですね。
激しい競争にさらされる子供
AIとの激しい競争にさらされる子供であるが、もう一つ人間同士の争いも激しくなります。
優秀な新興国の人財との競争です。
インド人、中国人、韓国人、、その他新興国の若者は非常に優秀である場合が多いのです。
某有名商社が、韓国人を雇ったらその韓国人が日本人を含めた同期の新入社員の中で一番優秀であったという、日本人のとって笑えない現実があります。
テクノロジーの進化とグローバル化の進展、この2つと子供たちは戦っていかないといけない。
公務員か、新しいことを学び続ける姿勢か、、、、
- 公務員を目指す
- 超一流企業を目指す
- なくなる可能性の少ない一流企業を目指す
- 起業する
- なくなる可能性のない仕事を極める
以上のようなことから自分の子供の事を考えると一番無難な選択肢としては、公務員を目指す!というのはありでしょう。
すでに韓国では公務員の競争率は約300倍です。日本もそうなる可能性が、、、あります。公務員というのを選択肢として考えてあげてください。
次に超一流企業を目指すという選択肢もあります。超一流企業であれば数十年は大丈夫でしょう。ステレオタイプに一流大学に出て一流企業に就職する時代ではない!というコメンテーターの言葉に振り回されないでください。やはり、一流大学を卒業すれば一流企業に入社できる可能性は高まります。
三番目として潰れる可能性の少ない一流企業を目指すという選択肢があります。潰れる可能性の少ない一流企業とは、例えば上場している食品メーカーがこれにあたります。実際に私が元務めていた会社(食品メーカー)の人気ランキングは年々上昇しています。これもねらい目ではないでしょうか?
四番目として起業するという選択肢があります。インターネットの普及で個人レベルでも十分な年収を稼ぐことが可能になってきています。そこそこ優秀であれば起業して成功する確率は高いでしょう。
五番目として、なくなる可能性がない仕事を極めるというのがあります。フェイス・ツー・フェイスの仕事や美容関係、カウンセラーなど、あるいは芸術関係も入ります。容易にAIに奪われない仕事を目指すべきです。
大事なのは学び続けることだ
現時点でAIは医師の領域まで踏み込んでいるようです。
具体的には、数種類の病気についてはAIがベテラン医師よりも的確に病気を発見するらしい。
そして、15年後には多くの病気でAIでの診断が可能になるそうです。
その結果、町医者のかなりの部分がAIに置き換わるかもしれません。
予想さえしない方向やスピードで世の中が動いているのです。
その世の中でよく生きるためには、どのような状況でも学び続ける姿勢であると言えます。
ライバルはAIとグローバリズム!今までよりもどこで戦うか?を意識して選択する一方で、もしもの時に備え学び続けないといけません。
ドラクエでいうなら、勇者を極めていても場合によっては魔法使いにも僧侶にもなる覚悟と準備が必要な時代です。
ああ、もしもベーシックインカム制度が施行されたら遊び人でもいいかもしれませんが、、、
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