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現在60点の生徒が80点以上を目指す方法
60点というのはわかりやすい目安です。
実際の現場では、生徒の理解度を中心にして授業を構成していきます。
保護者の皆さんが指導する場合にもその点には留意してください。
またこのレベルの生徒は、場合によっては後戻り学習が必要ですので塾に通うのであれば個別指導塾を最初に検討されるのが良いと思います。
ステップ1 新しく学習したところの内容を理解する。必要があれば後戻り学習をする。
上位の生徒であれば、学校の授業⇒家でワークを解く!という流れでもある程度できます。
しかし、現在の得点が60点であるなら逆の見方をすればできていないところが40点分もあるということですよね。
そういう状況でプラスアルファで習ったことを十分に消化するのは難しいと考えてください。ですので、新しく習ったことを再度学習しなおして、本人の理解度に応じて全学年の内容を復習させる必要があります。
例えば、BE動詞の過去形を学校で習ったとしましょう。本質的に理解していないという場合でも、解答欄にwas、wereをならべるとなんとなく正解はするわけです。
典型的な勉強法はこんな感じです。
- 習った内容を中途半端に理解して
- 深く考えずに答えを書いて(先程の例だとwasとかを書いて)
- 〇付けをして
- 深く考えずに赤ペンで、答えを写して終了
という勉強です。
このようなやり方では本来は勉強したことにはならないのですが、本人はいたって本気で勉強したと思っています。ご家庭での指導の場合「どうしてwasなの?」という口頭試問を行ってください。
学校のワークをする(発展はとばしてよい)
基本を理解して学校のワーク(発展のぞく)ができれば、定期テストで80点は取れます。
習った内容が理解できたならば、次はアウトプットの練習です。目標が80点であれば学校のワークを基本に学校準拠のワークがもう1冊あれば十分でしょう。
時間がないようであれば、学校のワークだけでもよいと思います。その場合は繰り返し使用するために答えをノートに書くなどの工夫をしてください。
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理想は習った日に習ったところまでを必ず終了させる!ことです。
それが難しい場合でも試験の1週間前には試験範囲の学校のワークは終了させてください。
ワークのやり方
- (解説を聞いた後に)問題を解く ここでも勉強ができない生徒は数ページまとめて解いてまとめて数ページ〇付けをするということをしようとします。設問ごとにすすめるようにしてください。
- 〇付けをします。記号問題など適当に書いて正答した問題は正解でないことを理解させてくださいね。
- 解説を読んで理解する。
- 解説を読んでも理解できないところが必ずあると思いますので、そこはしっかりと解説をしてあげてください。
- テスト形式で再確認
- 3にもどる
*たまにワークの回答をくばらない性悪説の教師がいますがその場合は配ってもらうように促す必要があります。
わからないところをそのままにしているからこそ成績が振るっていないのですから、わからないところをそのままにはさせないでください。
これだけのステップを繰り返します。
記憶が定着するまでに子どもによっては3から6のサイクルを数回繰り返す必要が出てきます。
学習塾に通って効果が出ない場合、
- 生徒にやる気がない
- やり方が間違っている
- 練習不足
- これらの複合
などの原因が考えられます。練習不足だけが原因の場合は、自習に通う、週回数を増やすなどで改善できる見込みは高いです。
一方でやり方が間違っている場合は、お金をかければかけるほど成績が落ちて行ってしまいます。集団塾などで生徒のレベルにあっていないプリントを大量に渡される場合などですね。
そして、残念ながら「生徒にやる気がない」場合も別の対策が必要になってきます。別稿に書いていますので参考にしてくださいね。
本論に戻ります。
このようなステップを踏みますので、どうしても「親がだめだし」する機会が増えがちです。「さっき、言ったでしょ!」「もう忘れたの!」などと言ってしまいがちです。
しかし、ここはしっかりと我慢をしてくださいね。
「教師は教えるのが仕事、生徒は忘れるのが仕事」という格言??があるくらいなので教えるということには忍耐が必要なのです。
(まあ、これが難しいので塾に頼る必要性が出てくるのですが、、、)
1週間前から過去問を解く
以上のことを1週間前に終了した後で
- 過去問を解く
- (市販の教科書準拠)定期対策問題を解く
そして、わからないところを再度解き直し、覚えていないところを覚えなおす。
これが最終確認になります。
以上の作業をすることで定期テストで80点をとることは可能です。
ぜひ実践してみてください。
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