間違った情報にまどわされてはならない

「東大生のノートは美しい」 「東大合格生のノートはかならず美しい」という本が、相変わらず(そこそこ)売れていると聞いた。まあ、売れるがための誇張表現であるのはわかっているのだが、下記のようなレビューを目にしたので実害を少しでも抑えるために記事を書くことにする。

この本を読んだのは高校1年の頃です。私はノートが汚かったのでこの本を読んで参考にしようとしたのですが、ノート作りに翻弄されてしまい、実際勉強が身についていなかったと気付かされました。 やっぱり個人個人の勉強法があるのでこの本はあてにならないと思う

まず、反例をしめす

筆者が’必ず’と言ってくれているのは、非常にありがたい。反例をひとつ示すだけでOKだからだ。上の汚い?いや個性的なノートは、間違いなく東大生のノートである。これをみて、「美しい!!」という感想を持った人はいないのではないか?

 

実体験としては相関性は感じない、、、

さて、それではノートの美しさと東大合格者であることの相関性について私自身がどのように感じているかであるが、相関性は全くないと考えている。であるから、指導の時にノートを美しく!と声をかけたことはないのが現実だ。

東大生に限定してはサンプルが少ないので、一流大学というくくりにして指導した生徒のノートを思い出してみても、一流大学に合格した生徒のノートが美しい!という印象はまったくない。



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一方で大学のレベルによる美しい/汚いは感じられなかったが、男性/女性による差は強く感じる。

  • 男性かつ理系→美しくない傾向が強い
  • 男性かつ文系→理系よりまし
  • 女性→おおむね丁寧

という感じである。

さらにいうならば、「女性でノートが特別にきれいな人」→成績がよくない傾向がある!ということだ。勉強ができる理系男性が10分でまとめるノートを、1時間かけて、カラフルにまとめるタイプの人は要注意である。

大切なことは理解しているかどうか?

先ほど、「ノートを美しくかけ!」という指導はしないと書いた。矛盾するようであるが、「丁寧に書きなさい!」と指導することは非常によくある。

数学の図形問題の時だ。

例えば、AB=4 BC=2 cos∠ABC=1/4とかいてあったときに、COS∠ABC=1/4を考えずに書く生徒は注意の対象になる。他にも、外接円(内接円)を書くときにその中心の位置を意識して書いていない。なども、注意の対象になる。

そういった生徒さんは、「定義」言い換えれば「本質」自体を理解していない場合が多いからだ。

本質を理解していればOK!

つまり、「本質を理解していない」のにどんなに丁寧な図を書いても無価値であるということだ。先ほどの例であれば、COSが1/4とかけ離れているならば、どんなに美しくても無価値だ。

逆に言えば、見た目がどうでも本質さえ理解していればOKだ。

であるので、レビューの生徒さんのように「ノートを美しくするために時間をかける」のはやめたほうが良い

最後になるが、、、、

答案だけは、丁寧に書くようにしてください。部分点を拾ってもらうためには読んでもらうことが第一です。採点者も人の子ですので。


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