チャンク化
暗記の小手技として【チャンク化】というものがあります。【チャンク】とは、「塊」などと言った意味で、「チャンク化」とは記憶対象を覚えやすい塊に分けることを言います。
無意識で【チャンク化】をしている受験生もいるでしょう。しかし、多くの生徒さんと話してみてこの【チャンク化】を実行できていない受験生がいるのも事実です。
小手技として覚えておきましょう。
チャンク化の例
よく言われる例が数字の覚え方ですね。例えば、875693469という数字の羅列は覚えにくいですが、875-693-469という風に分けると、ぐんと覚えやすくなります。
このように物事を小グループにわけて暗記すると覚えやすくなります。
例えば、熟語を覚えるのが苦手な人は
GETシリーズとかOVERシリーズとかでまとめる
get out が出てきたときに、get over/get at と一緒にまとめて覚えることをしてみてください。
あるいは、前置詞で分けてみて talk over/get over などとチャンク化するのもよいでしょう。
あえて覚える量を増やしてチャンク化する
さらに、覚えにくい単語は、敢えて反対語と一緒に覚えるのもチャンク化の例です。
- straighten(伸ばす)-bend(曲げる)
- admire(誉める)-despise(軽蔑する)
- open(開ける)-close(閉める)
- allow(許す)-forbid(禁じる)
- arrive(到着する)-depart(出発する)
などと覚えるといいですね。
システム英単語のすごいところ
おすすめの英単語帳でもおすすめした、システム英単語は【チャンク化】の宝庫です。同書ではこれを、ミニマルフレーズと呼んでいます。
ミニマルフレーズとは、2~5words程度の非常に短いフレーズのことです。まさに【チャンク】ですね。
完結した一つの文ではなく一つの句のようなものです。ターゲットとかの、例文より長すぎることはなく、逆に単語だけという覚えにくいものでなく、扱うのに丁度良い分量で構成されています。
具体的には、
progress には、make progress toward peace というミニマルフレーズがついています。
繰り返し言いますが、要領の良い受験生は、例文からこのようなミニマルフレーズを見つけ出して覚えているのです。
ですので、ターゲットをやってもDUOをやっても問題はないでしょう。しかし、そうでないならやはり【チャンク化】してある、システム英単語をおすすめします。
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