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入試の仕組み

もしも、お子さんが公立高校を希望するのであるならテストの成績を上げるのと同様に必要なことがあります。それは、【通知表の評点を上げる事】です。

例えば、山口県では

第一段階選抜

  1. 調査書(通知表)の評定点を上位から並べて、定員の80%程度を確定
  2. 志願者の学力検査を上位から並べて、定員の80%程度を確定

第二段階選抜

  1. 第一段階選抜に漏れたものを対象とする
  2. 調査書(通知表)の評点と学力検査の合計点を上位から並べて残りの20%を確定注意

注意

  • 調査書 1/2年時 5点満点×9教科=45点満点 3年時 5点満点×9教科×2倍=90点満点 すべての学年の合計が調査書の評点となる。(つまり180点満点です)
  • 学力検査点 50点×5教科=250点満点
  • 多くの入試を見てきた現場の意見として、それ以外の要素もボーダー付近ではそれなりに重要

以上のように通知表の評点は、学力検査で一定以上の成績をだせなかったときには大きく影響してきます。(山口県の場合は3年時の頑張りは1/2年時の頑張りの2倍評価ですね)

通知表の仕組み

通知表の評点は、相対評価(だいたい2002年以前)ではなく、絶対評価で決定することになっています。ですので、保護者の皆さんは相対評価の時代ですね。絶対評価は「目標に準拠した評価」といわれます。到達目標があって、それにどのくらい届いたかで、成績が付くようになっています。そのほうが生徒にとって、何が足りないのかがはっきりするし、また求められている力が付いたかどうかはっきりするという理屈です。

よくある質問

「テストで90点をとったのに、通知表の評定は『3』のままだった‥‥絶対評価では90点以上だったら『5』じゃないの?」

「テストで70点だった。あの子は60点だった。なのに通知表は私が2あの子は3!!絶対評価だったらおかしいのでは?」

このように、中学生や保護者さんから通知表について質問を受けることがあります。受験を考えると少しでも上げておきたい通知表の評定です。確かに上のような疑問が出てきて当然です。その理由と評点の上げ方を解説しておきます。

テストの点は評価の1項目に過ぎない

上のような一見【逆転現象】に見える通知表の評点ですが、実はその理由は、【テストの点は評価の1項目に過ぎない】という事実を知ることで理解できます。

通知表の欄には必ず【関心/意欲/態度】【思考】【表現】【知識】などの項目があるはずです。観点別評価は、【関心/意欲/態度】のような授業中の挙手の回数や授業中の態度から、「知識」のような【テストの点数】まで、それぞれA~Cの3段階で成績をつけます。そして、これらの組み合わせで次のように通知表の評定が決まってくるのです。

具体的には、AAAA AAAB→5

ABBB  BBBB→3

BBCC  ACCC→2  などと決まります。




ここで先ほどの質問を、振り返ってみてください。テストが90点だったのであれば(通常であれば)一つはA評価をもらえているはずですね。しかし、残りがB評価なら残念ながら通知表の評点は3になってしまいます。また、通知表の2と3の逆転現象も容易におこることもわかりますね。

教師も人の子

また、通知表をつけることは教師にとっても煩雑】であることは理解しておくとよいでしょう。ですので、実は生徒一人の【小さな変化】は気が付きにくく評価に反映されにくいという事実です。言い方を変えれば、いったん持たれたイメージというのは変えにくいのですね。ここら辺は教師も人の子であるということです。

どうすればよいのか?

そのような状況の中で、通知表の評点を上げるために親ができる事は、

  1. 取り組むことを教師に宣言すること
  2. 教師に改善点を相談すること

以上の2点になります。

授業中の私語が多い、時間を守らない、忘れ物が多いなど親も把握している問題点があるのなら、「こどもと相談して、〇〇の点は今後注意することにしましたので、美術の先生に伝えておいてくださいね」などと宣言しておくのです(こどもとコンセンサスを作っておいてくださいね)。特に実技教科の場合には、基本動作の徹底は評価に大きく影響するようです。

【本人としてはまじめにやっている】という場合は、どうしてこのような評価になるのかわからない!ということもあるでしょう。そんな時は、直接教師に聞くことが有効です。

「評点を2から3に上げるためにどのようなことを注意したらよいですか?」と聞いてみるのです。この際のポイントは、できるだけ具体的行動レベルでお子さんが何をすべきかということまで掘り下げることです。アドバイスを実行することは当然必要ですが、この場合【小さな変化】でも【教師のアンテナ】が立っていることにより察知してもらえる可能性が高まるのです。

高校入試に大きく影響を与える、通知表の評点です。わからないことは積極的に質問することをおすすめします。


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