いきなり聞きなれない言葉からスタートします。それは、デノテーションとコノテーションという言葉です。でも言葉を覚えても意味がないので
デノテーション~言葉そのものの意味
コノテーション~その真意 くらいで理解しておいてください。以下、難しい用語は用いません。
<月がきれいですね>はどういう意味ですか?
「月がきれいですね」というのはどういう意味でしょうか?ネタバレしていない人はしばらくかんがえてみてください。
友達同士で歩いていて見上げた夜空。浮かんだ月を見ての一言。そうであるならば、文字通り「月がきれい」だということがいいたかったのでしょう。
好意を持っている女性との語り合いの中での、「月がきれいですね」ならば、文豪、夏目漱石さんによるとI love you.と同義になるらしいです。
私が子供と散歩している中での、「月がきれいだね」ならば、星に興味を持ってほしいという思いも乗せています。
こどもだって同じなのです。言葉そのものの意味に隠れている、真意が存在します。
否定語を言った場合
否定語は使わないというのを重要習慣で話しました。それでも、こどもですのでつい否定語を使ってしまう場合もあるでしょう。
例えば、「今日は宿題したくない」と否定的な言葉を使う場合があるかもしれません。その時に
「何言っているの!ちゃんとしなさい!」という反応をするお母さんもいるでしょう。
「宿題をしたくない」と言っている子供の真意はどこにあるのだろうか?と考えるお母さんもいるでしょう。
常に前者のような反応をすると、こどもは「わかってもらえない」と考えるようになります。だって、本当に言いたかったことは「宿題したくない」ということでは、なかったのですからね。
オープンな質問
こういう場合、オープンな質問が有効です。イエス/ノーで答える質問をクローズドな質問というのに対して、「どうしてそう思ったの?」というような質問をオープンな質問と言います。「どうして」を繰り返すことで子供の真意にたどり着くことができる場合があります。
実際に行う場合は、共感を添えてからの方がよいでしょう。
「お母さんもそういう風に思ったことあるわよ。〇〇ちゃんはどうしてそう思ったの?」と聞いてあげてみてください。
オープンな質問で真意を探れば、「今日学校でやった内容がわかりにくかった!」ということが判明するかもしれません。であるなら、「お母さんと一緒に考えてみようよ!」という解決策がでてきますよね?
これは、「解決策を考える」訓練にもなります。このような訓練を繰り返したら、上記のような問題が生じたときに「今日は、学校の授業が分かりにくかったから早めに塾に行って、教えてもらうね」と自ら解決策を考えられる可能性が高まります。
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