音楽教室 著作権問題

「作曲家の利益を守る日本音楽著作権協会(JASRAC)は、来年(2018年)1月から街の音楽教室の演奏にも著作権料を徴収する方針を明らかにした。」

現在はカラオケ店、歌謡教室、フィットネスクラブからも徴収していて、これを拡大しようというわけだ。これに対して、ヤマハ音楽振興会は「こどもが音楽に触れるきっかけを奪う」と全面対抗する姿勢である。

以上のようなニュースが、ワイドショーでもトップ扱いになっている。

ちなみに、現時点での世論を見ると、ヤマハ側の立場に好意的なように見える。あるネットのアンケートを見たら、賛成1割反対9割という感じだった。

宇多田ヒカルさんは、「無料で使ってほしい」とのコメントを出しているらしく、多くのコメンテーターもそれを支持する姿勢を見せている。



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現代文 著作権問題

「大学入試の過去問題集などで、国語の長文読解問題の一部が掲載されない異例の事態が起きている。評論などを執
筆した作家から著作権の許諾が取れていないためだ。教育業界では「教育目的」という大義名分のもとで無許諾転
載が慣例化していたが、著作権保護意識の高まりから、大手予備校や出版社などが相次いで提訴されており、引用
を自粛する傾向も目立ち始めている。」(産経新聞)

このニュースが出てから、センター試験の過去問などから一部の現代文の問題が消えてしまったのだ。

塾業界では、大きな話題になったこの著作権問題だが、世間で話題になった記憶が全くない。業界では大きな話題になったが、「困ったな」ということはあっても「抗議」という手段を取った事実はなかったと記憶している。

テリー伊藤さんあたりが、「いやね、これは大問題ですよ。これからは、現代文が学べなくなるんですから。」と多少キレ気味に行ってくれたりもしていないと思うし、若手作家が「僕の作品は無料でどうぞ」などとも聞いていない気がする。




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この差ってなんだろう

この差について、しばし、考えてみたり、調べたりもしていたが理由がわからない。

  1. 文章と音楽の著作権の扱いに法律的な違いがある
  2. 音楽と勉強への大衆の意識の差
  3. 習い事と学習塾への大衆の意識の差
  4. ニュースとして数字が取れるかどうかの差

思いつくところはこんなところであるが、真相はどこにあるのであろうか?

このような問題提起をしているからといって、私が「著作権」を軽んじているわけではない。しかし、「ブラックジャックによろしく」という漫画が著作権フリーにすることで、逆に原作の漫画が売れ著者に利益をもたらした事実があることを考えると、作品に触れる機会というのが案外重要だと思うのである。


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