様々な教育法が喧伝されています。なすべきことは、統計学手に有意な事。そして、脳科学的に正しいとされていることだと思います。確かに、特殊な教育方法や、いきあたりばったりの教育方法で効果が出る場合もあるでしょう。しかし、残念ながら再現性が低いそれらの教育を科学とは呼ばないのです。

通知表の右側が人生を分ける

「通知表の右側が人生を分ける!」20年以上教育に携わっていた私が、子育てにおいて大事にしてきた言葉です。(みなさんの地域の通知表がどのようなものかはわかりませんが、私の地域では左側に各教科の評定、右側に協調性、忍耐力などのいわゆる非認知スキルの項目がありました)学習塾で指導する立場として、通知表の右側がしっかりとしている生徒さんの学力を上げることは、そうでない生徒さんに比べて容易いという事実を体感してきました。

また、同時に多くの塾の先生・学校の先生は、成績が伸びる生徒の条件として

  • 努力できる事
  • 集中力があること
  • 素直であること




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を上げています。注目してほしいのは、「IQが高いこと」「地頭が良いこと」などを条件としてあげる塾の先生は非常に少ないということです。ということは、統計学的見地から、子育てにおいて大事なのはやはり「通知表の右側」であろう!と言えるのではないか?と考え実行してきました。

この事実は、のちにヘックマン教授の統計学的見地、また、脳科学の見地からもおおむね正しいことが証明されています。

非認知スキルは幼少期に大きく伸ばすことができる

それでは、その大事な非認知スキルはどのタイミングで伸ばすとができるのでしょうか?

  • ノーベル賞を取ったヘックマン教授は、統計学的に5歳までが大事であるとしました。
  • 脳神経外科医の林成之さんは、4歳~7歳に脳科学の見地から「自己管理能力」をつける必要があると述べています。

以上の事から、年少さんから小学校1年生までが非認知スキルの基礎をつくるのに大事な期間であるいうことになるでしょう。ただし、時期を外しても訓練によって習得することは可能であるとされています。(時期が外れれば外れるほど難しくなる)

私が重視したのは、「頑張ること」「忍耐力、目標達成」「パブリックの概念」です。皆さんの子育ての軸は何ですか?

それでは、どのような非認知スキルを大事にすべきなのでしょうか?私は、

  • 頑張ること
  • 忍耐力、目標達成
  • パブリックの概念 をに据えて子育てをしてきました。

みなさんは子育ての軸は持っているでしょうか?子育ての軸とは、言い換えれば、「どのような子供になってほしいか?」ということです。そして、それがあるから初めて「叱る基準ができる」のです。軸がない保護者の皆さんは、同じことをしても、ある時は怒って、ある時は怒らないという状況があるのはないですか?それでは、こどもは混乱しています。脳には、一貫性を大切にしたいという本能があるからです。



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子育ての軸がない保護者の皆さんは、子育ての軸を作ってください!!

普段叱らないから叱ると怖い

最後に叱り方についてです。

塾の先生でも学校の先生でも、「生徒がまったくいうことを聞かない先生」が存在します。いくつかパターンはあるのですが、そのひとつに「普段からずーっと怒っている」からいざという時に効き目がないというパターンがあります。

「〇〇しなさい」「〇〇しろ」を常に言っている感じです。聴いている方は、はい!はい!と聞き流すだけになってしまいます。

いつも叱っているから叱っても効果がない

次に、「激しく怒鳴る!」というパターンの場合、表面上は「服従」したように見えます。しかし、それは内面が伴っていないので瞬間的な効果しか望めません。カリスマ体育教師の原田隆先生は若かりし頃、スパルタで指導していました。当然、生徒は熱心に部活動をしていたのです。ある出張の日、予定が早めに終わったので部活を覗いてみたそうなんですね。そこには、まじめに練習している生徒は一人もいなかった。それが、自分の指導法を見直した原点であると語ってらっしゃいます。

恐怖で服従させても、瞬間的な効果しかない

もうひとつ、話が長い!叱り方も効果がないです。「〇〇駄目よ!」から始まって、「この間は、、、」「そもそも、、、」と続くタイプですね。こどもは、ずーっと続く時間が無意味なものだと学習してますので、「早く終わらないかな?」くらいにしか思ってません。さらに悪いことに、この叱り方は、他人の話を聞かなくなるという弊害を生み出します。

話が長いと話を聞かなくなる

どうしかるのが効果的か?母親と父親の連携があれば効果が増しますよ。基本は、小さくは母親。大きくは父親。

母親の叱り方~それでも、とりあえず叱る回数を減らしましょう。子供に対しての〇を増やしてあげるのが基本ですよ。

  1. まず、共感してあげる
  2. 自分の失敗と克服例を語る
  3. こうなってほしいと話す(子育ての軸)
  4. あなたはどう思う?と聞く

父親の叱り方~叱る回数は極限まで減らす、どならない

  1. 普段から子育ての軸を語る 例えば、パブリックの概念が軸の場合、車から煙草をすてる人を家族で目撃したとき「あんなことをする奴は絶対に許せない」など語っておく。頑張ることが大事という軸の場合、テレビなどで頑張る姿があったとき「イチローは成績もすごいけど、頑張っているところが一番すきだな」と語っておく 普段から子育ての軸=価値観を共有する作業が最重要です。
  2. 母親が叱ってどうにもならないときに、「〇〇!」と名前を呼んで「お母さんはどうして叱っているんだと思う?」と聞く。大きなことに対してという原則を忘れないことが大事です。

子育ての軸をしっかり持って、基準をもって叱ってくださいね。

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