こちらの記事 子育ての原則1 子育ての原則2をまず見てくださいね。

問題対処と問題解決

子供さんの成績を改善したいと思っている場合。

  • 問題対処
  • 問題解決という  2つの面があることをご理解ください。

問題対処~根本的解決をするのでなく、目に見える部分の改善をすること

問題解決~問題が起こっている本質的な解決をすること

問題対処は個別指導型の学習塾であれば、ある程度可能です。例えば、定期テストで一時的に点が上がるなどという結果として現れます。定期テストまでいかない場合でも、授業でやったことが理解できるというレベルならほぼ可能でしょう。ただし、問題の根が深いと、問題対処ですら困難な場合があることは知っておいてくださいね。

それでは、勉強における問題解決とは何でしょうか?

  1. 学ぶことが嫌いである→学ぶことを好きにする
  2. 自分の可能性を信じられていない→自分の可能性を信じられるようにする
  3. 勉強習慣があるかどうか→勉強週間がつく

以上が問題解決になりますよね?問題対処することで短期的に成績が上がったり、授業が分かっても、

  1. 学ぶことがそもそも嫌いで
  2. 自分ができる事が信じられなくて
  3. 勉強習慣がない そんな子供さんが成績を維持できるとは思えませんよね。

しかし、いままでの記事をよんでくださったみなさんは同時にがっかりもされているでしょう。なぜなら、子供さんはすでに、独立期に入っているからですね。命令しても効果がないのでしたね。

この時期の親の強制ほど最悪なものはないのですから。勉強を好きになれだの、勉強する習慣をつけなさい!だのいっても反発するだけでしょう。

今の成績をよくするよりも大切なことがある

ですので、保護者のみなさんには「長期的視点」をまずもってほしいと思います。「今の成績をよくすることよりも大切なことがある」ということを知ってください。それを前提として、どのように問題を解決していくか2つの方法を提案したいと思います。私たちの長い戦いの始まりですよ。

凄い奴に出会って感染する

社会学者の宮台慎二さんの「日本の難点」からの引用になります。

心底スゴイと思える人に出会い、思わず「この人のようになりたい」と感じる「感染」によって、初めて理屈ではなく気持ちが動くのです。中略 想像してほしい。利己的な奴が本当にスゴイ奴だなんてあり得るでしょうか。「感染」を引き起こせるでしょうか。あり得ない。周囲に「感染」を繰り広げる本当にスゴイ奴は、なぜか必ず利他的です。人間は、理由は分からないけれど、そういう人間にしか「感染」を起こさないのです。

人間は、なぜか、利他的な人間の「本気」に「感染」します。それにつけても、最近の子どもたちは、「本気」で話されたことを「本気」で聞く経験、あるいはそれをベースにして自ら「本気」で話した経験を、どれだけ持っているでしょうか。それこそが「感染」の土台であるのに。

日本の難点

みなさんの周りに、「利他的」な「すごい奴」はいらっしゃるでしょうか?学校の先生でも、塾の先生でも、同級生でも、先輩でも構いません。そういう人とふれあい、「この人すごいな」と心から思えた瞬間から、子供は自発的に変わっていく事があります。一つ目の方法は、(強制でなく自然と)そのような人物との接点を作ってあげることです。そして、親は一切口を出さないのです。

周りにそのような人物がいなければ、例えば「ボクシングの世界チャンピオンの講演会」などに出席するのも手でしょう。子供が心から感染する人物がみつかるようにしむけてください。

親の教育方法が間違っていた。ただ、子供はすくすくと育った。という場合、多かれ少なかれ感染を起こす人物がたまたま周りに存在していた場合が多いようです。私自身、1つ上の先輩に感染し、その人の「字の書き方」、「趣味」、いろいろまねたものです。(「貧乏ゆすり」の癖までまねてしまったのは失敗でしたが)

対等な大人として、接する

もう一つの方法は、対等な大人として接するということです。基本的に、「独立期のこども」がやろうとしていることを強制的にとめることはできないのでしたね。




では、対等とはどういう意味でしょうか?対等とは仕事でいえば同僚になります。社長と部下であれば、「命令」関係が通用します。しかし、あなたが同僚とタスクチームを組んだ場合、「命令」はしませんよね?そのような関係です。しかも、「仕事に燃えていない」同僚ですよね笑

その場合、あなたはどうしますか?「一緒に食事にいく」「飲みに行く」など信頼関係を構築することから始めるのではありませんか?その上で、あなたは一緒に頑張っていくのではないでしょうか?

まず、信頼関係を構築したうえで、「子供に勉強してほしいのであれば」「親が勉強しなければいけません」し、「学ぶことが好きになってほしい」のであれば、「親が学ぶことを好きにならなければなりません」、対等なのですから子ども扱いをすることもご法度です。「高校くらいは行ってほしいから」という浅薄な理由で、子供は動いてくれません。

「長期的な視点」と最初にお断りしておきました。10年以上の子育ての問題点が今噴出しているのです。ゆっくりと改善していくしかないのです。

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